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スポット名:大乗寺
  (だいじょうじ)
市指定民俗文化財有
  宗派:真言宗
場所:下山之神町 [地図で確認]
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解説

慶長17年(1612)の開基で真言宗のお寺です。
良寛の母、おのぶの実家にあたる橘屋一族の菩提寺です。良寛は越後・出雲崎の僧侶で、歌人、書家として今も親しまれています。良寛の母、おのぶは、相川大間町の米問屋・回船問屋を営む相川橘屋に生まれ、出雲崎の本家橘屋に16歳で嫁入りし、良寛を身ごもったことで知られています。良寛は晩年、母と佐渡を偲んで秀逸な和歌を多数残しています。

境内に建っている観音堂には、巨大な仁王像があり、相川ではめずらしいものです。体力のある方は、墓地の奥に急な石坂があり、山の上まで上ることができます。山の上には石仏が円を描くように並べてあり、中央に大師堂がひっそりと建っています。石仏は四国八十八ヶ所の寺の本尊が刻まれており、1周でお遍路を達成したと同じご利益が得られるというものと考えられます。佐渡ではお堂に集まり、座って(佐渡弁では座ることを「ねまる」という)念仏を唱えることを「ねまり遍路」といい、このお堂でも行われていたと思われます。